俺はそんな結論を心中に抱き相手に向き直ると頬を緩ませて笑みを浮かべた。

「それで、僕に何か用かな?」

「あっ、え、あのね、その…」

本題を切り出すと途端に目に見えて口ごもる彼女に、やっぱり告白かと確信を抱いてじっと見つめる。

「あ、あのね、聞きたいことがあって…」

「いいよ、なんでも聞いて。」

「!!あ、あのね…!」

ぱっと顔をあげて嬉しそうな顔をする彼女に、不覚にもどきりとした瞬間___