「な……では、るな殿は、男慣れしてるという事か?」
「うん?」
逆に聞かれるとは思わず、私は一瞬思考が止まる。
あら、以外。この手の話、まーくんは絶対に乗ってこないと思った。
「ふふっ、どう思う?」
ニコリと笑うと、まーくんはたじろいで、私から視線を反らした。
「それは………あるって事なのか?」
「そりゃあ、まーくんよりは長く生きてるしね?経験もそれなりにあるけど、一から聞きたい?」
ニヤリと笑うと、まーくんは顔を真っ赤にした。
あ、まーくんには刺激が強かった??でも、まーくんだって高校生でしょ?ある程度耐性があっても良いような気が……
「俺も18だ、そんなに変わらんだろう?それとも、見かけより年をとっているのか?」
へぇ、まーくんって18歳なんだ。って事は高校3年生?
「私は24だもの、まーくんから見たら大人の女性ね♪」
おばさん、なんて言ったら怒るからね。でも、6歳差かぁ、見えないな………
制服着てないから?それとも、振る舞いが理由なのか、不思議。


