「うーん………」
もしかして、料理してるの所が珍しい?
それとも、やってみたいのかな………
「一人は大変だなぁ、誰か、手伝ってくれないかなぁー?」
私はわざと声を上げる。
どうだ、乗って来るかな??
「千夏が手伝ってあげるよ!」
「千春も!!」
二人が満べんの笑みで私に駆け寄ってきた。私は、二人に笑いかける。
「お姉ちゃんすごく助かる!ありがとう!」
「「へへっ」」
二人は嬉しそうに笑った。
「じゃあ、千夏君は野菜を洗ってくれる?」
「うん!」
私は椅子を借りて、千夏君と千春ちゃんをその上に乗せた。
「千春ちゃんは私とお鍋をかき混ぜようね」
「はーい!」
火の元は私も付きながら一緒に料理をする。
あぁ、子供がいたらこんな感じなのかなぁ??
うん、癒される!!
私はなんだか幸せな気持ちで料理を作っていた。


