「銃刀法違反で逮捕されちゃうよ?」


一発でKOしてしまったから、つまんないかも…




「美帆…強えぇな…」

「姉貴、流石です!」

「…すごい。」



一人倒しただけなのに、お褒めの言葉を頂いた。



「…ありがとう」


「そーいえばさ、目が殺気に溢れてたよな。俊介みたいに。」


「たしかに、そうですね。総長に教えてもらったんじゃ…?」



「そうだよ。教えてもらった。」




殺気をコントロールできるようになって少し自信がついた。



「口調もなんか怖かった!、威厳がある感じでかっこよかった!」



無意識に口調が変わっちゃうんだよ…




「…そろそろ戻ろうよ、俊介たち心配してるかも。」



時計をみると、もうパトロール始めてから2時間たっていた。



帰りは赤髪くんのバイクに乗せてもらった。