あ。 バイク…乗れないんだった… 「ね、ねぇ、私バイクのれない…」 「あ、俺が乗せるよ!」 大希は自分の後ろをポンポン叩く。 「姉貴!俺のに!」 ウルウルした目でみてくる赤髪くん。 「俺のにのってよ~!」 メガネを外しているメガネ君。… …どうすれば… 「大希のに乗るよ。ありがとう。」 私はバイクに乗せてもらった。 「しっかり掴まってろよ!」 猛スピードで走り出した。 風が気持ちいい。 バイクに乗るのは何年ぶりだろう。