倉庫にはすぐ着いた。


それにしても………すっごく大きい…!



いきなりシャッターが開いた。


ガラガラ




「行こっか♪」


大希は先頭を歩いた。


おんぶされてるから…
はずかしいな…。





「「「ちわっす!」」」




うわぁお!

下っ端の迫力すごいな…





「あれ?総長、おぶってる女は誰ですか?」


私が俊介の背中に隠れていると、後ろにまわるようにして私を見ようとする。




「ああ、あとで紹介する。とりあえず、怪我してるから手当て箱もってこい。」



下っ端は首を傾げながらも、


「わかりましたっ!」

と言った。



「おれらは幹部室いってるね〜!」


幹部室なんてあるんだ…。
やっぱりすごい。



「じゃ、総長室いくか!」



そうなるよね。


…それにしても…綺麗。


下っ端がいる場所も、たくさんソファーがある。


それにエアコンきいてるし…





無駄にいっぱい電気ついてるし…