「〜~っ」
言葉が見つからないほど綺麗な景色があった。
遠くにはキラキラと輝いた海。
周りには揺れている木々。
見上げれば、満天の星空。
「きれい……」
「だろ?」
そう自慢げに笑う俊介はいつも以上にカッコ良くみえた。
隣に俊介がいれば、全てが綺麗に見える。
私は心の中で星に願う。
ずっと一緒にいられますように。
俊介が隣にいればそれだけでいい。
これは、わがままでしょうか…?
「なぁ。」
「ん?」
「星って可哀想だよな。」
「どうして?」
「一人で光って、一人でなくなっちまう。見上げてよく見ないと気づかれない存在なんだ。」
「私は、そんな星が羨ましい……。
一人でも輝ける強さが欲しい。何度も願ったことだよ。
気づかれなくても、けなげに光っていたい。」
私の目から涙がこぼれた。
「そうだな。でも、美帆は一人になる必要なんてない。弱さがあって当然だからな。」



