△▼△▼△▼
「ね、美味しい?」
Tシャツとジャージに着替え、テーブルに座ってナツの手料理に箸をつける
昼間食べた弁当のこともあり怖々と口の中に入れると、思っていたほど不味くはなかった
「食える」
「何、それ。どーゆー意味?」
『美味しい』という言葉が欲しかったのか、向かいに座ったナツが眉間に皺を寄せムッとする
「お前は食わないのか?」
「………」
チラチラと視線を向ける先には、猫缶
食べたいオーラを全開にさせている
「食えばいいんじゃねーの?」
俺の言葉にパッと顔を明るくさせ、ものすごい勢いで猫缶を取りに行き、戻ってきた
「開ーけーて?」
両手で差し出してきた猫缶のプルタブを開け手渡すと、箸を持つように言ったからか、一生懸命格闘しながら食べている
片肘をつき、その光景を眺めていると、こんな毎日も悪くはないと思った
「ね、美味しい?」
Tシャツとジャージに着替え、テーブルに座ってナツの手料理に箸をつける
昼間食べた弁当のこともあり怖々と口の中に入れると、思っていたほど不味くはなかった
「食える」
「何、それ。どーゆー意味?」
『美味しい』という言葉が欲しかったのか、向かいに座ったナツが眉間に皺を寄せムッとする
「お前は食わないのか?」
「………」
チラチラと視線を向ける先には、猫缶
食べたいオーラを全開にさせている
「食えばいいんじゃねーの?」
俺の言葉にパッと顔を明るくさせ、ものすごい勢いで猫缶を取りに行き、戻ってきた
「開ーけーて?」
両手で差し出してきた猫缶のプルタブを開け手渡すと、箸を持つように言ったからか、一生懸命格闘しながら食べている
片肘をつき、その光景を眺めていると、こんな毎日も悪くはないと思った

