△▼△▼△▼
昼から服を買いに行くことにした
「あ…そうか。履くものがないのか…」
夏だから何とかなるかと思い、サンダルを履かせる
シャツだけというわけにもいかず、紐を目一杯絞ったジャージとの組み合わせ
子供が大人の格好をしているような…そんなおかしな状態
………途中で、警官に職質とか掛けられたらどうしようか
不安でいっぱいになる気持ちを鎮めようと、軽く頭を振った
「外ぉー!」
不安で挙動不審に陥りそうな俺に対し、ナツは心底嬉しそうに部屋を出る
「車、乗るぞ」
マンションを出てすぐ目の前にある駐車場
そこに停めてある軽自動車の前でロックを解除し車に乗り込むと、キョロキョロと内部を観察するナツ
「珍しいか?」
「いつも外から中は見てた。でも、中に入るの初めて」
「ま、いつでも乗せてやるよ」
「ホント?嬉しい!」
俺の方を向き、満面の笑みを浮かべる
こう見ると、どこからどう見ても普通の人間にしか見えないから不思議だ
そして、動き始めてすぐに問題が起きた
昼から服を買いに行くことにした
「あ…そうか。履くものがないのか…」
夏だから何とかなるかと思い、サンダルを履かせる
シャツだけというわけにもいかず、紐を目一杯絞ったジャージとの組み合わせ
子供が大人の格好をしているような…そんなおかしな状態
………途中で、警官に職質とか掛けられたらどうしようか
不安でいっぱいになる気持ちを鎮めようと、軽く頭を振った
「外ぉー!」
不安で挙動不審に陥りそうな俺に対し、ナツは心底嬉しそうに部屋を出る
「車、乗るぞ」
マンションを出てすぐ目の前にある駐車場
そこに停めてある軽自動車の前でロックを解除し車に乗り込むと、キョロキョロと内部を観察するナツ
「珍しいか?」
「いつも外から中は見てた。でも、中に入るの初めて」
「ま、いつでも乗せてやるよ」
「ホント?嬉しい!」
俺の方を向き、満面の笑みを浮かべる
こう見ると、どこからどう見ても普通の人間にしか見えないから不思議だ
そして、動き始めてすぐに問題が起きた

