あの日の朝に似た空。

ベッドにうずくもりながら。

「太陽、太陽…。」

呟く言葉は、涙で消されていく。

なんで、もっと早く

太陽の言葉信じなかったんだろう。

なんで、もっと早く

太陽に会えなかったんだろう。

なんで、もっと早く

太陽に悩みをいわなかったんだろう。

なんで、もっと早く………。

同じような言葉は無意味に

頭の中を掻き回す。

私、何もあげれてない。

『ごめん……。』

あの時の顔が浮かぶ。

ごめんって言うのは、私の方だよ。

ズキン

お願い。戻ってきて。

想いは心の中で静かに積もっていく。

それは、あの痛みに似ていた。