ありがとう。

…太陽。

『悩んだぶん、好きってこと。泣いたぶん、幸せになれるってこと。』

太陽の目が綺麗と知ったあの日。

『ごめん……。』

ズキン

青が眩しいあの日。

私は、太陽にいろんなものを貰った。

でも、私は何もあげれてない。

『ごめん……。』

あの時の、太陽の心臓の音を

頭の中で繰り返す。

嫌ではなかった。

むしろ、心地よかった。

ドクンドクン

忘れられない。

あの温度。

あの時間。