その瞬間、風で桜が飛んでいって、 二人の口からわぁ~!と歓声が上がった。 「見た?今の!綺麗だったね、ちづる!」 「うん!」 その二人の上の青空には、 綺麗な一本線のひこうき雲が...ゆっくり動いていた。 ーendー