「…信じるの?」 「え?嘘なの?」 私はブンブンと首を振る。 こんな話を信じてくれる友行がむしろ信じられない。 だけど友行は疑っている様子もなければ、調子を合わせてる様子もない。 絶対的に、私を信じてくれているんだね。 「気持ち悪くないの?」 「全然。深紅は凄く魅力的だよ」 「私を、好きで居てくれるの…?」 「だから、好きだって。凄く」 私は堪えられずに泣いた。 相変わらず手は握られたまま。