「俺がいつ好きって言った?」 ちょっとムスっと怒っているように裕也は言う。 「好きじゃない相手とキスしないよ普通!キス!したんでしょ?」 あたしは、やっきになって問い責める。 「き、キス!?するかっ。するわけねえだろ。」 「嘘つき!皆ちゃんと見てたんだから」 と裕也をにらむ。 裕也は少し黙って考えていた。 「…あ」 しばらくすると思い出したかのように小さく声を上げる。 ほら やっぱりキスしたんだ…。 というか、あんな美人とのキスを忘れるとかどんな神経してんの?