電車から降りると、

美沙ちんとはもう当分会えないのだと

改めて感じた。

俺は、

勇気を出して連絡先を聞き、

交換した。

俺はそれだけで嬉しかった。

一緒に途中まで帰って、

ついたら連絡する、

と笑って言った。