近いけど遠い








これまででわかったこと,





西条はホモ。









私は、西条にキスされた。




男の姿で。





やっぱり、西条はホモなのか?



いや、まてまて。


不慮の事故ということもある。


うんうん。




まだ理由が分からないのに決めつけてはいかん!





「さ、さ、さ、西条!!なななにすんだよ。」



やっべめっちゃかんだ。



いまだに壁どんされたままの私は、


もう頭が爆発しそうだ。








「何って、キス。決まってんじゃん。他になにがある?」










「は、ははっ。





冗談にもほどがあるんじゃぼけぇぇぇぇええええ!!!!」





バキッ


ぶち切れた私は、女の力だが精一杯振り絞って殴り飛ばした。



「もうニンニン袋の屁が切れた!勝手にキスしといてなんなのあんた!!ばかばかあほあほちょっとばかしイケメンだからって私が流されるとでもおもってんの!?バカアホ変態むっつりスケベ!!あんたなんかサルより頭悪い脳みそなし男よ!!私をなめんじゃないわよ!!」






はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁあああ!!!!



やっちまったーーーーーー!!!!




どうしよぅーーーーー!!!!









「ぶっ、ぶはははははは!!!ひぃひぃぐるしー!!!ははははは!!」













「な、何がおかしい!!」






「だって、おまえ、ニンニン袋の屁が切れたってなんだよ!堪忍袋の緒がきれただろふつーー!!ぎゃははははははは!!」






カァァァァ


顔がどんどん赤くなるのがわかる。



もう許せん!!




ぜったいはずかしめをうけてもらうからなぁぁ!!