2学期になった。
9月中旬、運動会があった。
純也は、足が速くて、団別リレーの選抜の選手だった。走ってる姿。すごくかっこよかった。いつもヘラヘラしてるのに、体育関係のことになるとすごく一生懸命で、汗を流してかっこよかった。このときくらいからかな?わたしが純也をスキになったのは。
「ねぇ、純也かっこよくない?」
わたしの隣で応援していた薫が言った。
「かっこいいね」
わたしは純也に惚れてしまったことをバレたくなかったから、そっけない感じでこたえた。
そしたら、
「うち、純也のことねらおーかなー?」
薫が言ったのだ。
わたしは何も答えられなかった。
わたしよりも断然、薫の方が可愛くてモテていた。
もう、自分の負けだなって思った。
9月中旬、運動会があった。
純也は、足が速くて、団別リレーの選抜の選手だった。走ってる姿。すごくかっこよかった。いつもヘラヘラしてるのに、体育関係のことになるとすごく一生懸命で、汗を流してかっこよかった。このときくらいからかな?わたしが純也をスキになったのは。
「ねぇ、純也かっこよくない?」
わたしの隣で応援していた薫が言った。
「かっこいいね」
わたしは純也に惚れてしまったことをバレたくなかったから、そっけない感じでこたえた。
そしたら、
「うち、純也のことねらおーかなー?」
薫が言ったのだ。
わたしは何も答えられなかった。
わたしよりも断然、薫の方が可愛くてモテていた。
もう、自分の負けだなって思った。
