(みこside)
「ねぇ、みこ?ホントにいいの?こんな簡単に、諦めちゃっていいの!?」
いいの。もう恋なんか、したくないもん。こんなに苦しいって、思ってもみなかった。
「嘘ついてるでしょ?自分に言い聞かせてるだけでしょ?」
ホントにいいの。ホントに、ホントに・・・。
目の前では桜がはかなく舞っていて、それが、私の気持ちとおんなじで、余計に辛かった。
「ほんとは泣きたいんだよ?でも、余計に辛くなるから、泣けないの。ゆりちゃんも、わかってよ・・・。」
泣けないって言っておきながら、涙が止まらない。
「ほら、ほんとは諦めてないじゃん!だったら、やり直せるよ!」
・・・ゆりちゃん。
「あのラジオ番組にメールしてみたら?[恋の診療所]。」
恋の診療所は、花水木FMで、土曜日の夜9時から放送している、ラジオ番組である。その番組の名物コーナー、恋のお悩み相談室にメールすると、かなりの割合で、ラジオDJ Dr. アイさんが電話で相談に乗ってくれるのだ。
そうだね。そうしてみるよ。
「早くしないとメールの締め切り間に合わないよ!」
わかった。
ありがと、ゆりちゃん。
そう言って、私は走って家に帰った。
「ねぇ、みこ?ホントにいいの?こんな簡単に、諦めちゃっていいの!?」
いいの。もう恋なんか、したくないもん。こんなに苦しいって、思ってもみなかった。
「嘘ついてるでしょ?自分に言い聞かせてるだけでしょ?」
ホントにいいの。ホントに、ホントに・・・。
目の前では桜がはかなく舞っていて、それが、私の気持ちとおんなじで、余計に辛かった。
「ほんとは泣きたいんだよ?でも、余計に辛くなるから、泣けないの。ゆりちゃんも、わかってよ・・・。」
泣けないって言っておきながら、涙が止まらない。
「ほら、ほんとは諦めてないじゃん!だったら、やり直せるよ!」
・・・ゆりちゃん。
「あのラジオ番組にメールしてみたら?[恋の診療所]。」
恋の診療所は、花水木FMで、土曜日の夜9時から放送している、ラジオ番組である。その番組の名物コーナー、恋のお悩み相談室にメールすると、かなりの割合で、ラジオDJ Dr. アイさんが電話で相談に乗ってくれるのだ。
そうだね。そうしてみるよ。
「早くしないとメールの締め切り間に合わないよ!」
わかった。
ありがと、ゆりちゃん。
そう言って、私は走って家に帰った。