「悠…また水月をいじめたの…?」

ジトーっと悠を睨む友希

「まあまあ友希ちゃん、落ち着いて」

友希を宥(ナダ)める希

「おまえの水月好きは相変わらずだな(笑)」

友希をさらに怒らせようとする悠

こんな3人が大好き!

「別にいいだろ?
水月は俺の“遊び相手(オモチャ)”なんだから」

「っ!」

「!?」

「…っ」

…うん…大好き…
こんな事言われたって…
私が…悠を好きな事にかわりない

悠に対する“好き”は
皆に対する“好き”とは違う

悠に対する“好き”は…恋愛の“好き”…


つまり“Love”なんだ…

「……水月ちゃん……」

私には聞こえなかったけど
希がなにかを呟いていたような気がした