「あなたは星弥の彼女さんですよね。結婚はお互いが想い合ってするものです。」




そう言うと、




「は!!?彼女って私が!!?まさか!!」




……………?




「私、星弥の姉なんだけど。」




……………。




「お姉さんですか!!!?」




今度は私の声が店中に響いた。




ってことは…




「もしかして勘違いしちゃった…?」




そのお姉さんの問いに、




「はい…」




と、ただ頷いた。