「あ!いきなりごめんね?」 「あ、いえ…」 じゃなくて!!! 「星弥の婚約者さんだよね?」 その質問に、何かが弾けた。 「あの!心配しなくても大丈夫です!婚約破棄しましたから!だから、星弥と幸せに…」 そう言うと、 「は…?」 と、抜けた声が聞こえた。 は…? 「婚約破棄ーーーーー!!!?」 店中に響いた声に思わず目を瞑った。 「どうして!!?」 どうしてって…