大人女子 × 俺。 可能性確率論

「……ってごめんね! 自分の話ばっかりしちゃって。」
「いえ、ぜんぜん。」

茜さんはゴホンと咳払いをすると話を切り替えはなし始めた。



ペラペラと話を聞かされることニ十分ぐらい。

要するに、今度開催される地域のバザーで広告をかいてほしいのだがまわりにえが上手い人はおらず俺に書いて欲しいということだった。

女は話が無駄に長いと言うが……

…………これだけの要件なのになんでこんなに長くしゃべってられるんだ。



「………ってことなんだけど、頼めるかな? もちろん学校側に頼んだら本人次第って言われたんだけど……。」

うう、そんなキラキラ笑顔で見つめんなよ…断るもんも断れなくなるだろうがぁ……


「ってかなんで俺なんですか! 中学、大学、どこにだって美術部員はおるじゃないですか!!」


茜さんの笑顔をふりきり椅子から思いきりよくのけぞり立つと、ついけんかごしの口調になってしまった。


ったく俺ってどんだけ女に免疫ないんだよ。
笑顔向けられただけでテンパるとか……
でもクラスの女子と違って綺麗だし……





………………って

何考えてんだ俺!!