何度傷ついても




「今は言えないってさ。」


その言葉に少しガッカリした私。


「だけどよ、言えないなら俺が探り出してやるってなったんだ。っまぁ、彼奴分かりやすくてすぐ分かったよ。必要な時にしか来なかったここに頻繁に来るようになったあいつの目的は真央ちゃんだったんだ。しかも彼奴クラスの女とかその辺にいる女にはあんま話したりとか、真央ちゃんにしてるチョッカイとかしないんだよ彼奴。」