何度傷ついても




「っ寒くても急にソーダが飲みたかったから。」


私は、緊張と恥ずかしさで海先輩の目が見れなく俯き加減でつぶやく。


「ははは、体冷やしても知んないからな。」


そう彼は言い、私の頭をポンポンと叩いた。


なんだ、いつもと変わらないじゃん。