そう、強く願ったけど無くならなくていつの間にか卒業生退場の音楽が流れる。


私は、ここから見つめる事しかできないんだと無力な私を責める。


卒業生全員が退場した後は私達の番。


泣きそうになるのを堪えて、前のクラスが出て行くのを待つ。


でも、出ていく前に涙が溢れ出してしまった。