すると彼はハッとし頭を掻く。 「実は俺も佑樹を待ってたんだよ。俺帰ろうとしたらいきなり佑樹が来て、一緒に帰ろうぜって。普通にオッケーしたんだけど校門で待ってろとか言いやがって。なんで校門なんだよって理由聞いたらいきなりどっか行くし。っま俺は面倒くさいからそのうち戻ってくるだろうって思い教室で待ってたんだ。だけど、いくら待っても来ないから帰る事に。下駄箱で念の為に彼奴の靴確認したらねーし。あぁ、帰ったんだなって。んで今って訳よ。」