それからは大きな休みの時にいつも来る常連さんだった
それに、家が近くな事にも気が付いて
放課後会ったりとか
休みの日に遊んだりをしていた
この時間はとても楽しく、夢みたいだった
お互いに友達にも紹介したり、親とあったり、
とおるさんは妹と弟に気に入られて
家に来ると離してはもらえない
とおるさんと一緒にいて、手を繋いで、抱きしめて、キスをして、
と、順調だった
でも、まだどこかに壁があって目を離したらいなくなっちゃいそうで怖い
だんだん痩せているような錯覚を起こす細い腕、
筋肉はあるけどなんだか細い
まるで…………………
………………病人みたいに……………………