数日後
学校に行くと
三人が
「おはよ〜」
「おは」
「おはよう」
そう言われて答えながら自分の席についた
「ねぇねぇ、今日は〜
一緒に病院に行こう!」
そう言われて慌てて
「みさ、どっか悪いの?」
そう聞くと、
「ううん、
私じゃないよ〜」
そう言われて
「………違うの?
じゃあ、どうして?」
そう聞くと
「お母さんが入院してるんだけどね、
めぐの話をしたら会いたがったの
………ダメ?」
そう言われて
頷いた
「いいよ」
すると、二人が
「覚悟しといた方がいいぞ」
「みさママ強烈だからさ」
そう言い笑っていた
何事も無く、授業を終えて
放課後になった
電話が鳴った
私は、去年の夏と比べてしまった
「出ないの〜?」
そう言われて我に帰り
携帯の画面を開いた
名前を確認しないで通話ボタンを押した
「はい?」
"あぁ、出てくれるんだね"
そう言われて画面を確認した
しまったと思いながら
「お久しぶりです。
軌条さん
今日は、どう言ったご要件で?」
そう言うと
"聞きたいことがあるんだ"
そう言われて
「何でしょう?
出来る範囲でしたらお答えいたします」
すると、
"透と、話した最後の言葉は?"
そう言われて
答えるべきか迷ったが、
「『ふざけんな!
お前なんかに何が分かる!
俺の気持ちなんて……
クソが………』
って、言われて逃げられました
彼は、私を恨んでいます
本当に申し訳ありませんでした!
私のせいで………
彼は………
とおるは………」
そう言うと
穏やかな声で
"大丈夫。
自分を責めすぎないで
ありがとう、またね"
そう言われて三人がいることに気がついた

