幸せになる方法




「めぐ〜
キャー
ぐーぜーん」


そう言って近づいてきたのは
お母さんだった


「お母さん!」


そう言うと3人は笑いながら


「本当に仲いいね」


なんて言ってきた


近づくにつれて、お母さんの顔を見たみさが


「嘘っ!!
あれって
女優のHanaじゃん!」


そう言われて
お母さんが


「お!
知ってんの?
嬉し〜」


そう言ってみさに抱きついたから
離しながら


「二人は?
まだ迎に行ってないんでしょ!
なんで来たの!?」


そう聞くと頭を撫でながら微笑み、


「心配だったの。
あれからずっとふさぎ込んでいた子が本当に友達できたのかなって、
今日の朝、お父さんと喧嘩したでしょ?
お父さんがね、もうちょっと優しくいえばよかったって
後悔してたのよ

お母さんも嬉しいの
それからね、いい忘れてたから言いに来たの
あの日のことは、夢だと思って……
悪い夢だったの
忘れなくてもいい
いつか、笑って話して欲しい。
お母さんもお父さんもどうしてああなったのか分からないから

ね?」


そう言われて
私は頷き


「うん、
頑張る……
で?
仕事は?」


そう、まだいつもの時間より早い


すると、
やべっという顔になり


「ぁ、あぁ、仕事ね、う、うん。
大丈夫。
電話の時には終わってたんだ〜
暇で暇で〜
だから、お父さんに電話してから〜
めぐちゃんに会いに来たの〜」


そう言いウインクをするお母さんを見て


「お母さん!!」


そう大きな声を出すと


「めぐむ。
いいじゃないか〜」


そうしんが私に言って微笑んだので仕方ないと思いやめた