気になるアイツ

「あ、下校時間だから図書室閉めていいかなあ?」



私はとっさに言った。


「ああ、ごめん」


そう言った後アイツは静かに図書室を出て行った。




初めて喋ったかも・・・


なにこれ!!




しずまれわたしの心臓!!


不覚にもドキドキしてしまった。