「愛斗……これからは私達と住まない?」


俺は……俺は……。


「俺は今、仲間も家族もいる。

お前らとは住まない。」


悲しい顔をする二人。





「そっか。」


「でも、連絡先渡すから公演とかあったら連絡して。


見に行くから。

あと、今度みんなで出かけたい。

その時に連絡してくれ。」



俺は連絡先を渡した。


「分かったわ。ありがとう愛斗。」

「愛斗、すまなかった。可愛い妹ができたから
今度見に来てくれよな。」


「あぁ。じゃあな、親父。お袋。」


俺はそれをゆってスタジオに出た。



「愛斗……。よかったね!!」

自分のように嬉しがる亜里沙。



「亜里沙のお陰だ。

ありがとな。」




やっと、前に進める。