「愛斗……大きくなったな。」

と、男の人がゆう。


そーゆことばを聞きに来たんじゃない。



「なんで俺を捨てたんだよ。」





「「……………………………。」」 




「黙ってねーでなんとかゆえよ!!!!」


何も言わねぇ二人に腹が立った。



「愛斗!!落ち着いて。」

亜里沙は俺を落ち着かせた。




「ごめんね。愛斗が出来た時
私はまだ16歳だったの。
でも、産みたかった。

なんの計画もなしに愛斗を産んだ。



でも、子育てが大変すぎて


私は施設に渡したの。 


でも。産んだことには後悔してない。




ニュースでもやってると思うけど


私と斗真は23の時に結婚してたの。


24の時にもうひとり生まれたわ。


私はあなたを迎えに行ったんだけど


愛斗は居なかった。



ごめんね、愛斗。」


過去を聞いた。


泣きそうになった。


辛かったのは俺だけじゃねぇ。


この二人も辛かったんだよな。