「姫になってくれるか?」


「うんっ」


愁生は私を抱きしめた。


えっ。




「俺は亜里沙を守るから。絶対。」


「でもっ、危険なことだけはしないで…」


「わかってる。」


ぎゅぅっっっ……


その優しさは、亮太に似てた。


いや、ごめんね。

愁生は亮太じゃない。



これからは、愁生を見る。



亮太…大好きでした。


これで、私も一歩進めれると思う。




ありがとう…。