愁生の病室。



愁生は寝ていた。


「二人きりにさせて。」

と言って美園は部屋を出た。




「愁生…」



「んっ……亜里沙。」



「愁生!!」


起きてくれた。




「目の前であんなん見せてごめんな。


俺、マジで死ぬ前でも亜里沙のことしか考えれなくてよ。

でも、一回天国行ってきた。


亮太に会ってきた。」







愁生もやぱり、会ったんだ。

亮太がゆってた。