「ちょっと待って亜里沙。


まだ、してないの?」



「う、うんっ。」



「大切にされてるんだね。」



そうなのかな?



私は、美園と下校をしてた。


車が目の前に止まった。



なになに。
ある一人の男が下りてきた。

「叶亜里沙だな?」


「は、はい。」


「お前ら二人を拉致れ。」



そう言って、私と美園に薬をかがせた。



んっ。



愁生……。


たすけて、



それで、記憶がなくなった。