話が聞こえた。



「お久しぶりです。14代目。」


「結人くん。大きくなったな。」


「早速ですが、俺の妹がここに来てると思うんです。

俺は今まで、亜里沙が寂しい思いをさせていたことに気づきませんでした。

仕事ばっかで、最低な兄貴です。


でも仕事は3ヶ月分終わらせてきました。


妹に寂しい思いをしばらくさせないです。


おねがいです。妹を亜里沙を俺に返してください。」



お兄ちゃんが土下座してる。



こんなに思われてるんなんて思ってもなかった。