【亜里沙Side】


「お風呂上がったよ~。」


「じゃあ、俺入ってくるし眠たかったら寝とれよ」


「うん。」


愁生はお風呂に入った。




いなくなった瞬間とても寂しい気持ちになった。



早く上がってきて。
寂しいよ……


一人はやだ。



怖い。助けて。



「……さ!」


怖い。


「亜里沙!」


え?

愁生?