紅桜連合に咲いた華

扉を開くと


やぱり、厳ついおじさん達がいた。
若い人もいる。


「「「おかぇりなせぇ、若。」」」


「あぁ。親父とお袋わ?」


「部屋にいらっしゃいます。彼女さんですか?」


「あぁ。まぁ今度またゆっくり話する。
こいつ今日からしばらくこの家に住むから。」


と言って 
私の腕を引っ張った。



引っ張られても引っ張られても

まだまだ奥にあるお部屋。



遠い……。




「ここ。」


大きい麩に立った。