ココロはいつもキミのそばに。

はあっ……はあっ……


声を頼りに走ったはいいけど、更にどこにいるのか分かんなくなっちゃったし、ミズキも見当たらない。


本当にどうしよう……


また涙が込み上げてきそうになったその時。



ギュッッ!



後ろから何かに強く抱きしめられた。


「キャーーッ!!」


またおばけが出たと思って叫び声をあげると、


「俺だよっ!俺!」


と、後ろから声がした。


はっとして振り向くと、息を切らしたミズキが私を後ろから抱きしめていた。


「全然戻って来ないからっ……マジで、心配した……っ!」


ドキ……ドキ、ドキ。


心配するミズキの声も掻き消されるほど、私の心臓がリズム良く鼓動を打ち鳴らす。


私、今、ミズキに抱きしめられてる………っ!?


心臓の音がミズキに聞こえている気がして、頬が赤く染まっていく。


ーーーっ!!


ふと顔をあげてミズキを見ると、ミズキも顔を赤く染めてうつむいていた。