ココロはいつもキミのそばに。

走り続けて、だんだん息が切れてきて。


はっと気づいた時にはもう、自分がどこに居るのか分からなかった。


墓石と木ばかりが並び、これといった目印も無いこの広すぎる公園。


コースから外れていなければ、待っていれば人が通るはずだけど。


とりあえず、その場で待ってみたけど、30分経っても一向に人の気配がしない。


あ、電話すればいいんじゃん!


そう思って携帯を出したら、充電切れだった。


ヤバイ。


本当にそう思った。


風の音だけが響く中、心細さは頂点に達して。


涙が溢れた。


ただただ泣きながら、ミズキ、助けて!って心の中で叫んだ。


じっとしてたら何かに襲われそうな不安にかられて、あてもなく歩いた。


……もう1時間は経ったよね。


本当、どうしよ……




「アヤカーーーー!」




ふと、ミズキの声が聞こえた気がした。


ミズキに会いたくて、会いたくて。




「ミズキーーーー!」


気づいたら、声のした方に走り出していた。