ココロはいつもキミのそばに。

「時間差で出てもらうから、1番のペアから並んでーー!」


どうしよう、どうしよう………


そう心の中でつぶやいている間にも、だんだんと自分の番が近づいてくる。


キャーー!


なんて叫び声が響いてきて、それが更に恐怖を募らせていく。


「次、10番ー!」


とうとう来てしまった。


ゆっくり、慎重に歩いていく。


雰囲気がありすぎる墓石の間をぬって少しずつ進んでいたその時。


私の肩を、


トン、トン


と叩かれた。


ゆっくり歩きすぎて、次のペアに追いつかれちゃったのかな?


とか思いながらも、ちょっと安心して振り向くと、そこには。


ゾンビみたいな、血だらけの人が立っていた。


キ、キャーーーー!!!!


怖すぎて、とっさに前に走って逃げる。


走りながらちらっと振り返ると、手を前に出しながら追いかけて来ていた。


それを見た瞬間、全身から血の気が引いてしまって。


声も出せずに一心不乱に走って、少しでも遠くに逃げようと我を忘れてしまった。