6月。
練習試合から1ヶ月が過ぎ、もうすっかり初夏の陽気で、暖かな日々が続いていた。
そんな日の放課後。
いつものようにミズキとマサルとエリと一緒に部室へ向かった。
あの大会の後、だんだんエリと私達は仲良くなっていき、今では毎日一緒に部室へ行っている。
今日の練習では、夏の大会に向けて実践練習、つまりは試合形式の練習をする予定だ。
「集合ー!
今日のチーム分けは………」
キャプテンの言葉を遠くに聞きながら、ボールの準備とコートの整備をする。
今日はいつにもまして暑いなぁ。
ふと、みんなが集合している方に目を向けると、一瞬だけどミズキがふらつくのが見えた。
また具合が悪いのかもしれないな。
今日は特に暑いから熱中症も危険だし、水分補給してもらわなきゃ。
ミズキは早速コートに入り、ボールを追っている。
さっきふらついていたのが気になって、視界の端でミズキをなんとなく眺めていると、ミズキが急に前に傾いた。
つまずいたわけではなさそう。
練習試合から1ヶ月が過ぎ、もうすっかり初夏の陽気で、暖かな日々が続いていた。
そんな日の放課後。
いつものようにミズキとマサルとエリと一緒に部室へ向かった。
あの大会の後、だんだんエリと私達は仲良くなっていき、今では毎日一緒に部室へ行っている。
今日の練習では、夏の大会に向けて実践練習、つまりは試合形式の練習をする予定だ。
「集合ー!
今日のチーム分けは………」
キャプテンの言葉を遠くに聞きながら、ボールの準備とコートの整備をする。
今日はいつにもまして暑いなぁ。
ふと、みんなが集合している方に目を向けると、一瞬だけどミズキがふらつくのが見えた。
また具合が悪いのかもしれないな。
今日は特に暑いから熱中症も危険だし、水分補給してもらわなきゃ。
ミズキは早速コートに入り、ボールを追っている。
さっきふらついていたのが気になって、視界の端でミズキをなんとなく眺めていると、ミズキが急に前に傾いた。
つまずいたわけではなさそう。