ココロはいつもキミのそばに。

「山城さんは、足は平気なの?」


そう五十嵐くんに言われてみると、確かに右足が痛い気がする。


ハイソックスをめくってみると、サキよりも酷く腫れてしまっていた。


「山城さんの方が酷いじゃない!」


そういえば、先輩に壁まで引きずられた時に、足が変な方向にやられていた。


あの時は恐怖で感じなかったんだ。


その後は、他のところの方が痛かったし。


捻挫したんだという事を意識したとたん、急に痛み始めた。


思わず顔を歪めると、五十嵐くんが「大丈夫?」と心配そうに聞いてきたので、出来る限りの笑顔で返した。


「じゃあ2人とも、私がこれから病院に送るから。

五十嵐くん。申し訳ないけど、2人の荷物を車の前まで持って来てもらえるかしら。

私はご両親に連絡したりするから。」


「はい、わかりました!」


2人は、保健室から出て行った。


サキと2人きりになったので、サキに謝った。


私がサキに、教室で待っててって言えば、巻き込まないで済んだのに。


私がサキに甘えたりするからこうなったんだ。