「鈴木さんはいつも通りでいいんじゃない?」 いつも通りにしてもらわなきゃ俺が困る。 いつもと違う彼女にドキドキしっ放しだ。 程なくして翔大が来た。 今の状況から見れば彼が救世主に見えた。 これで2人っきりじゃなくなる。 「おぉ!みおりちゃんすげ~かわいい!」 「翔大先輩、ありがとうございます!」 ん? 『翔大先輩』……?? 名前で呼ぶほど親しいのか? 俺のことは『須藤先輩』なのに……。 得体の知れない感情が俺の心に渦巻く。 胸の奥でざわめくこの感情が何なのか俺にはまだ分からなかった。