一途な思い。

紗羅が一人で体育館に向かっていると
「スカート短い!」
「あ!すいません!ってしょーたくんかー」
紗羅はいつもスカート短くしているから先生に注意されていた
「しゅーたですよ、何回言わせんですかー」
「そーりー」
「あ。」
紗羅の前を歩いているのは潤だった
彼女と手を繋いで二人で体育館に向かってた
「あ、紗羅先輩。」
「ごめんしゅーたくんあたし、帰る」
「待って」
秀太は紗羅の腕を掴んだ
「え」
「なんでそんな悲しい顔してんの。みてる俺が辛いよ」
「しゅーたくん。」
「あ、すいません。紗羅先輩いこ!集会始まりますよ!」
「うん!」