雨の日





「んでここどこ?フリエンテル王国ではなさそうだけど」





フリエンテル王国?


その国はさっき読んでいた本に書いていた国だ。まさか実在していたなんて、、、


ちょっと夢が広がっちゃう




「おーい?大丈夫?」



「ひょおおお⁈⁈」



不覚、見知らぬ人の前で本にのめりこんでしまうところだった。


イケメンさんは私の顔をじろじろ見てる


てか近いですって



「夏帆ちゃーん。本、スタンプ押すから入ってきてねー」