シメオンside 朝が来た。 目を覚まし、窓を開けて、空を見た。 いい天気だった。 そして何だか今日は神殿へ行かなければならないと感じた。 いつも『何か感じる』時にはわしの中にいる神の聖霊が話しかけているのだ。 なので、出かける用意をして家を出た。