マリア side

「じゃあな、マリアまた明日。クッキー
美味しかったよ、また作ってな。」

「喜んでくれて嬉しいわ。また明日ね。」

私は彼と別れて家に戻った。


ここはガリラヤ地方のナザレって呼ぶ村。

私はマリア、貴族の娘でもなんでもない、 普通の少女。


そして今 別れた彼とは、親たちが決めた
いいなずけのヨセフ。


私たち、恥ずかしながら 近いうち
結婚する予定なの。


ヨセフとは小さい頃からの知り合いで、
毎日合っているから、結婚してもあまり
変わらないだろうな...


変わるとしたら家族が増えることくらいかな。。。っって。。。

なんて事考えているの私!!!



恥ずかしくなった私は、夕飯のメニューを考えながら家に帰った。