お腹すいた、リビング行こ。
そう思い、寝起きで動きが鈍い体を
動かし、下に降りた。
扉を開くとモノトーンの部屋が
現れた。
今時の女子高生が一人で暮らすには
とても広くて、そして、
あまりにも、色使いが寂しさを表す部屋。
確かに、大人っぽい色で少し
実年齢より、背伸びしてこの色にしたと捉えられるかもしれない。
だけど、あの少女がこの色にしたら、あまりにも似合いすぎて、
寂しさがいっそ引き立つ部屋だ。
少女は、なに食わぬ顔で
いつものように、冷蔵庫を明け
ミネラルウォーターを取り出し
その隣にある棚から錠剤を取り出した。
それは、ただのサプリメントだ。
そう、これが彼女の朝食。
基本彼女は、食という食を食べない。
たまに、パンや、コンスープなどの
スープ類しか食さない。
なぜか?お腹がすいても、
食に、執着がなくそれだけで、
空腹を満たすことができてしまうからだ。


