一文字で【守】
私は好きかもしれない
だって、シンプルなんだから
でも、守られてばっかりそうな名前だな
…私は美しく生きてないけど…。
美「ふーん、良い字だね」
私はあえて興味が無い振りで言ったら
彼は―――。
守「そっちも」
ただ、その一言だけだった
なのに、私は何故か泣きそうになった
何でだろう…まさか、嬉しいの?
記憶のないから名前なんて要らないって思った
美生であって美生じゃない私。
名前を褒めてくれるとこんなに嬉しいんだ…
美「私には記憶がない…だからこの名前のどれだけ大切なのかも分かんない…」
私の気持ちを彼に言った
そわそわしてた彼の顔は少し悲しそうな顔になった
守「…そう「でも」ん?」
私は彼の言葉を遮って
私は言ったんだ
美「記憶がないけど、褒めてくれて嬉しかった。ありがとう」
私は初めて笑ったんだ
笑顔が出来たんだ。
出来ないと思ってた事が出来たんだ。
ありがとう…守。
